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ジャンル: | 本
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セールスランク: | 192163 位
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発送可能時期: | 通常24時間以内に発送
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参考価格: | ¥ 3,360 (税込)
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良い本だと思いますが…。
本書は、雑誌法学教室の連載を中心に全15章で、
学問としての弁護士倫理を俯瞰しようとするものです。
構成としては、各章の冒頭で概観を述べた後、
エピソードという形で弁護士の懲戒事例や判例を簡略化して紹介し、
そこに解説を加えていきます。
取り上げられたエピソードはいずれも悩ましく、
弁護士となる前に考えておく価値があるように思います。
従来司法研修所や各法律事務所に封印されていた弁護士倫理が、
このような形でオープンにされることは、
この国で蔓延する弁護士への幻想や誤解を排除し、
より良い弁護士・依頼者関係を築いていく上でも望ましいことだと思います。
ただ、気になったのは、
弁護士を大勢育ててこられたものの、ご自身は弁護士経験のない著者が、
論争的な事例において、迷いなく「きれいな」学説を採用されていることです。
この点は、例えば法科大学院の弁護士教員による批判的な検討が望まれるように思います。
有斐閣
弁護士倫理―642の懲戒事例から学ぶ10か条 〈判例から学ぶ〉民事事実認定 (ジュリスト増刊) 弁護士の就職と転職―弁護士ヘッドハンターが語る25の経験則 刑事弁護ビギナーズ 模範六法〈2007(平成19年版)〉
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