弁護士書籍スクエア 法律家のためのキャリア論 変わりはじめた弁護士・役人・学者の世界 (PHP新書)


法律家のためのキャリア論 変わりはじめた弁護士・役人・学者の世界 (PHP新書)
法律家のためのキャリア論 変わりはじめた弁護士・役人・学者の世界 (PHP新書)

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法律家「以外の」ためのキャリア論として面白いのでは。

 法曹界、役所、大学、それぞれの“業界”の解説書だと思えば手頃で良く出来てます。だから、「弁護士」とか「官僚」とか「教授」とかいう職業に漠然とした憧れを抱いている人は、現実的なイメージを掴むことができるでしょう。
 ただ、この本の使い道を考えると、これを読んでキャリア設計を、って言っても学生さんには現実感無くってムリでしょうから、ある程度、社会経験を積んだ転職・転進希望の人に読ませ、“業界”の現実を知って冷静にさせ、冒険を諦めさせるのに良い効果があると思われます。
筆者の経験談としては面白かったが・・・

筆者の職業(弁護士・公務員・学者)経験談としては面白く読ませていただいたが、ただこれまでに経験された職業の内容についてだらだら(失礼!)と書き記してあるだけという印象を受けた。「法律家のためのキャリア論」という題名やその後に続く「まえがき」を読んで購入された方には、期待外れの内容であったのではないだろうか。
そうだろうな。

日本において神聖視された弁護士という職業が、
今変質を迎えているというのはそのとおりだと思います。
グローバルという言葉は好きではありませんが、日本では
競争にさらされないという条件下、あまりに低レベル
の法サービスしか得られなかった結果、日本のリーガル
の分野も海外(アメリカ)の基準に合わせて変わって
しまうということなのでしょう。アメリカでは弁護士や
会計士は投資銀行やコンサルティングファームに就職する
ための武器として取得を目指す者も多いようです。
これからは弁護士「だけ」では厳しくなるのでしょうね。
あまり良い本ではない

著者は日本の弁護士としては珍しく、弁護士、官僚、学者の三つの仕事を経験しており、弁護士として留学もしている。とくに公取法の専門家として名高い人のようだ。
ただ、そのような華麗な経歴を持つ優れた著者ではあるが、このような一般的な本を書くのに適していたかは疑問である。この三つの職業の特徴についてかなり長いページを割いて解説してあるが、とくに官僚と学者の部分は、「法律家のための」というよりあまりに一般的な解説にとどまっていて、とくに法律家のためになる情報が多いとは思えない。
今後の展望を描く部分では、弁護士の急増に伴い格差・競争の激化を指摘する一方で、学者や官庁に弁護士の活躍する場所が広がっていくというが、これもそれほど目新しい説明でもない。
最後の章において、著者がこれまで三つの職業でどんな体験をしてきたかが語られるが、せっかく貴重な体験をした人なのだから、このような経験に即した形で全体を構成したほうがよかったのではないか。

「キャリア論」などというが、今後の法曹界の展望についての、ごくありきたりの資料を読まされた気分である。



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